帰りの新快速からの見馴れた風景を呆然としながら眺めていました
大阪駅の人ごみを駆け抜け、ひたすら家に向かって歩きました
帰宅後、夕飯時に、息子に説明しました
彼は、この3ヶ月の間、母さんの文句(彼がそう言っていた)を聞いて辛かったということ、フリマも一人でも大丈夫だし、一緒に居たくないと言われたこと、私もこれ以上居ても、虚しいだけなので帰って来たということを話しました
息子は、「思ったより早かったけど、遅かれ早かれ、こうなるだろうと思ってたよ!帰ってきて、ホッとしてる。」と笑いました
(ごめんね、心配かけて)
今を楽しく暮らしたい彼と早く一緒にならないと後悔すると同居を決めた私…
今更ですが、シニアなんだから、楽しく暮らすことだけじゃなく、病気になったときのことや一人になったときのことを、元気なうちに決めておかないといけない…
それがお互いの思いやりだと思いました
彼の帰宅に合わせ、夕飯やお風呂の準備をし、下着を整えました
夕飯は何でも食べると言って食べてくれたけれど、食事中もTVを見る彼は、私とゆっくり味わってくれることが少なかった
後片付けをした後の団欒といえる時間は、あっけなく過ぎ、一人で炬燵に座り、別々の部屋からTVのニュースやドラマを見ていました
私はただ、一緒に居ることが嬉しかった
彼が暮らしやすいようにお世話をするのが楽しかった
でも、私にも彼の愛情や思いやりがほしかった
私は、時折わき起こるこの虚しさや寂しさを彼に上手く伝えることが出来ませんでした
「私とゆっくり話す時間はとれないの?」「もっと気にかけてほしい」
彼が一人でしていた家事を私がするようになったのだから、そのゆとりを私に当ててほしいとお願いしました
初め、彼は「わかった」と言って一緒に座っている時間を増やしてくれました
でも、最後には、
「一人で居た頃よりも、革制作をする時間が少なくなった気がする」と言いました
そんなはずがないのは、分かりきっていたけど、何を言っても無駄でした
私は、彼の身の回りのことをして暮らしやすくしているつもりだったけど、私に割く時間は惜しかったのでしょう
私のこの気持ちは、我が儘なのでしょうか
私は何のためにここに居るのでしょうか
「あなたは、私と暮らして幸せなの?」ときいてみました
「喧嘩とかは嫌だけど、それ以外は、何も文句ないし、幸せかな。」と答えました
嫌なことや好きなことの邪魔は、されたくないけれど、それ以外は文句なしということですか
それ以外って?
「私は家政婦がわりですか?」
「いや、そんなことはない。そんなこと言ったらお仕舞いや。」
といって怒って黙ってしまう彼
それは、あまりにも身勝手で、都合が良過ぎると思いました
分かろうとしない彼に呆れ、どう説明したら良いのかもわからないないまま帰って来てしまいました
さすがに、彼の理想の生活のために、従順な家政婦(もしかしたら、長年連れ添った夫婦みたい)にはなれないと思いました
私だって愛されたいですから…
彼と離れて良かったのかもしれないと思いました
その夜、色々なことを考えてしまったのですが、いつの間にか眠ってしまいました
翌朝、6時30分頃、ラインの音で目が覚めました!

夕暮れ時の…
夢前川沿いの桜